竹灯り作りに必要な道具を紹介していきます。ではタイトル通り必要な道具を紹介しましたが、この記事では竹灯りの作り方を書いています。
書いてるのは基本的な作り方なので、細かい作り方は作品ページを見ていってもらえるとありがたいです。
竹灯りは、長くても短くても基本的に作り方は同じなので、短い物を作る前提で説明していきます。
竹灯りの作り方 まず竹を準備しましょう。
竹灯り、または竹灯籠(とうろう)は竹がないと話になりません。
田舎に住んでいれば竹の用意はそんなに苦労はしないと思いますが、街中や都会住みの方が竹灯りを作る場合は資材店で用意するか、竹が生えてる所まで出向いて、地主さんに許可を得てから切らせてもらいましょう。
竹灯りとして使えるのは根元から2〜3mくらいなので、細くて使えない部分を切りっ放しで帰るのはとても失礼なので、持ち帰れない部分の廃棄場所はしっかり聞いておくほうが良いですね。
一番作り易い長さは、節から節の間が20cm〜30cmが良いです。
ただ上下に節を必ず残す必要はないので、節は地面側の方だけ残して切ってしまってもOKです。
もちろん両方無くても大丈夫です。
節と節の間が長すぎる場合は、節から20cm〜30cmの場所で切って長さを調節しましょう。
作る竹灯りが長くなると、中に直接ライトを入れるなら問題ないですが、中に上画像のようなキャンドルを入れる場合は、光源から遠い部分はキャンドルの光が届き辛くなるので、長すぎるものはあまりオススメしません。
特に穴が小さくなると、せっかく作ったのに穴が小さい上の方が全然見えない!なんてことになります。
(ヘタな絵ですが下の画像みたいな感じです)
中にキャンドルを入れる場合気をつけて欲しいのは、節は大体窪んでる事が多いのでキャンドルが中で倒れないように、節の内側が平なものを選ぶか、節が地面側に窪んでる方を下に向けて使ってください。
ただ一節で作る場合なら向きは自由に変えられますが、1m 2mの長い物になると節の向きは調整できないので、もし節が上向きの部分があったら、中に砂を入れて平らにする方法もあります。
家庭や個人で間接照明とか、イルミネーションで長い竹灯りを作る場合は、キャンドルよりもLEDタイプの白熱球を入れた方がいいですね。
1節1節キャンドルを入れるのは大変ですからε-(´∀`; )
キャンドルを使う場合もですが、LEDタイプではない白熱電球の様に、火や熱を持つものを中に入れる場合、必ず消火用の水を準備してください。
竹灯りの作り方 デザインを決めよう
竹灯りは芸術ですけど、自分が思うままに穴を空けて作って全然構わないです。
決まりなんてありません。
でも、何もデザインせずに穴を空けて作ってると、どうしても似たり寄ったりになるので、紙に作りたいデザインを書いたり、絵が得意なら竹に直接書いたり、タブレットやパソコンでデザインしたり、シルエット画像から作れそうなものをダウンロードして、プリンターでコピーするのも良いですね。
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竹灯りの作り方 竹にデザインを下書き
上画像右上のように円を書いた紙を貼り付けて、その円の中に紙ごとドリルで穴を空けて、不規則な細かい穴で大きい円を形作ってみたり、もちろん規則正しい列で穴を空けてもOKです。
左下のS字の絵は、チョークなどで線を書いてその内側に穴を空けて、キャンドルを灯すと「天の川」っぽく作れる方法です。この作り方は、1m以上のトーテムタイプの長い竹灯り作りに向いてます。この竹灯りは通常のドリルでも良いですが、ホールソーを使って少し大きめの穴を空けても良いですね。
下書きは、上画像の様に油性ペンで書いてもOKです。油性ペンの跡が気になれば、紙ヤスリで擦ると良いですね。穴部分を削ればササクレが無くなるので、見た目も良くなりますし、ササクレが指に刺さることもなくなります。
上画像の完成品は「竹灯り制作1作品目 〜アーガイル・チェック風〜」へどうぞ!!
少し費用のかかる方法ですが、テープ類(ガムテープ・マスキングテープ等)を巻きつけることで、手書きや紙を貼り付ける方法だと難しい螺旋(らせん)のデザインが、テープを使うとできるようになります。
穴を空けるのは、テープの上からでもテープが貼られていない場所でも、どちらでもOK!
竹灯りの作り方 穴を開けよう
デザインしたものを下書きか、貼り付けが終わったら実際に穴を空けて作っていきましょう。
穴を空ける時に注意して欲しいのは、ドリルを当てたら一気に空けきるのではなく、最初はちょんちょんと軽くドリルを回転させながら先端を当てて、ズレないよう目安を付けてから空けるようにすると失敗しづらくなります。
鉄工用ドリルなら多少ズレても修正が効くので、焦らずゆっくり空けていきましょう。
簡単に穴を空けて作りました。某世界的キャラクターの○ッキーぽくも見えますし、どちらかというと覆面ぽいですね。
耳部分の穴を小さくして、4つ穴を空ければ肉球ができたりします。
こんな感じで穴を空けるだけでも何かを表現できたりします。
絵を表現する場合は、輪郭線は点で穴を空けると良いですね。
上画像の竹灯りは、竹灯り制作5作品目 ハロウィンにて載せてます。
これも穴を空けただけですが、それだけでも綺麗に作れます。
これは1mmのドリルを使って、約3000個以上の穴を空けて作りました。
ただし穴が小さく、ロウソクの光では弱すぎて空けた穴から全然光が見えませんでした。
上画像の竹灯りの作り方は 竹灯り制作8作品目「七宝」 で見れます。
竹は穴が増えるほど強度が下がります。
なので、特にジグソーを使った竹灯りを作る場合、穴を空ける必要がある場所は最初に全部空けましょう。
図形や文字は必ず下書きか、デザインした紙を貼るようにしないと必ず失敗するので、面倒でも下書きなどしっかりしましょう。
竹灯りの作り方 穴を空けよう。〜ジグソー編〜
穴を空けて作るのに慣れてくると、必ず飽きてくるので、ジグソーを使った竹灯りに挑戦すると良いですね。
ジグソーを使う場合は、絵とか文字を切り抜くことになるので、かなり集中力を要するようになります。
体力もそれなりに必要です…
ですが、穴を空けるだけでは絶対作れないものが、ジグソーを使うと作れるようになるので、最初は簡単なものを作りながら、順を追って難しいものに挑戦していきましょう。
最初からあまりに細か過ぎるものを作ろうとすると、竹の強度的に作れるかどうか分からなかったり、自身の技術的に無理だったりするので、最初は簡単な図形だったりハートや星と言った簡単なマークに挑戦すると良いですね。
ジグソーの使い方に慣れてくると、竹灯り制作9作品目 ドラゴン こんなのも作れるようになりますよ。
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ジグソーを竹から引き抜く際、必ず完全に動きが止まってから引き抜いて下さい。作動中に引き抜くとブレードの先端が竹に当たって、ブレードが折れたりするし、せっかくそこまで作ってたところが最悪割れたりします。
これはジグソーを使う時点で覚悟をしておいて下さい。
竹灯りの作り方 ジグソーで文字 絵 図形 柄編
ドリルの穴のみで文字や図形を作る場合は「ズレないように・綺麗な形になるように」だけを気を付ければ良いのですが、ジグソーで文字や図形を作る場合に気をつけないといけないのは、例えば「あ」の文字を空けたい場合、普通に字を書くように切ってしまうと(下画像参照)赤く塗り潰した部分が切り抜かれて穴になってしまうので、もう1枚の画像のように切り抜かれない工夫が必要になります。
文字やイラストは、そう見えたら問題ないです。
難しい文字やイラストを切り抜いた後、油断してはいけないのが、0(ゼロ)やO(オー)みたいな簡単なものを切る時、勢い余ってぐるりと切ってしまわないように注意して下さいね。
ただの穴になってしまいます。
竹灯りの作り方 完成したら 〜ニス編〜
もし作った竹灯りを室内で使用するのであれば、竹は非常にカビやすいので、防カビ成分の入ったニスを塗る必要がありますが、油抜きという作業が必要なので、炭火で炙れる様な場所か表面を炙るためのバーナーが必要になります。
もしくは、表面がツルツルだとニスや塗料を塗ってもパリパリと剥がれるので、ヤスリで表面を削ってザラザラにして、多少強引に塗るとかですね。
このニス塗りに関しては、まだ経験が無いので、制作をしていく上で分かった事があったら追記していきます。
竹灯りの作り方 完成したら 〜光源編〜
竹灯りなので、最後は光を灯さなければいけません。
キャンドルを中に入れる場合、自身が表側にしている場所の真裏にキャンドルが入る穴を空ける必要があります。(下画像)
この後ろの穴は、ホールソーで空けます。
もしくは、ぐるりと全面に穴を空けて、その穴からキャンドルが入れられる様なデザインの竹灯りを作るかですね。
このブログに載せている竹灯りは、節に穴を空けて真下からロウソクを入れてます。
あと電源の光を使う場合、ホームセンターで好みのものを買って、中に入れられる様に加工すれば完成です。
ロウソクを入れたらこんな感じです。
竹灯りは限定品
竹灯りは1本1本手作りなので同じデザインだとしても微妙に違います。
竹灯りは通販サイトや個人サイトなどでも販売されていますが、製作者さんが同じ物を作ってくれるか分からないので、もし気に入ったものがあれば思い切って購入してみるのがいいですね。
価格:135,000円 |
価格:15,336円 |
価格:18,792円 |
高価なものを並べて紹介してはいますが、値段は関係なく自分が『これをもらえたら嬉しい』と思えるものだけを選んで広告を貼っています。
楽天で【竹灯り(あかり)】【竹灯籠(とうろう)】で検索すれば、安価なものもありますが、正直もらっても困るな〜という印象の物が多いので紹介はしません。
ハンドメイド通販・販売のCreema【竹あかり りんりんのギャラリー】
こちらの、りんりんのギャラリーさんで販売されている竹あかりは、低価格なのにかなりの高クオリティーなので、プレゼントにも自分用にもオススメできる物ばかりです。
子供と竹灯りを作ってみたいけど竹やドリルを準備するのが難しい場合
竹を使ったものと比べるとかなりチープになってしまいますが、どこの家庭でもあるもので作れるランプシェードを作ってみました。
【子供と作れる竹を使わない竹灯りで子供の工作意欲を刺激しよう!】
小学校高学年くらいならそれなりにドリルを使えると思いますが、そのためだけに道具を揃えるのはな〜と言う方だったり、子供の創作意欲を刺激したい方向けの内容になってます。
工作が得意なら出店も狙えます
もし住んでいる所が竹がいくらでも採れる環境で、尚且つ工作が凄く得意であれば、まだまだ竹灯りを作っている企業も個人も少なく、作っていても実際に販売している人も少ないので、自分だけの竹灯りブランドができれば、リピーターを獲得することができますよ!
実際に出店するかは自分次第ですが、副業もOKな企業が増えてきています。
パンフレット請求は無料なので、今の給料や待遇に不満があるなら行動に出てみませんか?
未来の自分を変えられるのは、行動を起こした今の自分だけです。
最後に
竹灯りの作り方をザッと書いてみました。
さらに細かいところは制作ブログを続けて、気付いたことなどを制作ページに追記していきますので、「作ってみたい!!」「自分は見るだけで良いや」どちらもいると思いますが、見ていってもらえたら嬉しいです。
それでは最後まで読んでいただき ありがとうございました